こんにちは。三線教師の宮城です。
今日は最近考えている「オンラインレッスンのやり方」について感想を少し書いていこうと思います。
結論から言うとオンラインレッスンは使い方次第で効果は倍増する最近つくづく思うようになりました。
そして、その使い方という問題に対して先生がしっかりと対応しないといけないなぁという気づきもありましたので今日は、僕がオンラインレッスンで気をつけていることを少し書いていこうと思います。
僕のオンラインレッスンの状況について
僕は現在、オンラインで個別の三線のレッスンを行なっています。
生徒の数はそこまで多くはありませんが、遠くはアメリカから日本全国各地からお問い合わせを頂きました。
また年齢層も幅広く、小学2年生〜70代までととてもバラエティーに富んでます。
そんな中でオンラインレッスンの困りごともあります。それは。
やっぱり「ネット環境に依存している」という点でしょうか。
オンラインレッスンの課題
ネットの環境で通信速度が変わるので、画面が止まったり、音声が聞こえなかったりとオンラインレッスンにも弱点はあります。
そして、先生・生徒側のパソコンの性能によってもタイムラグが発生するというのを経験しています。
まぁ、対面では得られない遠隔地でのレッスンになるのでタイムラグはしょうがないとは思うのですが、あまりにも古いパソコンでオンラインレッスンを受ける場合は、画面が固まる原因にもなるので注意が必要です。
予習があれば乗り切れる課題
とはいえ。対面レッスン以上にオンラインレッスンが効果的な場合もあります。
それは、「動画で予習してもらう」ということがオンラインレッスンでは可能だからです。
事前に先生が模範演奏の動画を作成しておき生徒さんへ転送します。
その動画(昔の教則ビデオ)をみながらある程度自主練を行なっておけば、あとは微調整していくだけで沖縄民謡は上手に歌うことができるようになると思います。
一度練習したことのある歌を微調整していく場合は、三線を弾かずとも「アカペラ」で歌の指導ができますので、音声が詰まることも少ないと思います。
実際に生徒さんから動画の提供を求められることも多いです。
僕の場合はYoutubeに練習動画をUpして生徒さんだけが見れるように限定公開しているので、先生の負担は大きく軽減できると思います。
そして、Youtubeで自主練できるので、生徒さんは「いつでも、どこでも」三線さえあれば練習が可能となることでしょう。
昔は先生の声を録音してテープが擦り切れるまで聞き込んでいたと思いますが、今はスマホで先生の手ほどきを確認する時代になったんですね💦
どこを大切なポイントとして見るのか?
さて。
最終的な問題があります。
それは「対面でないと教室とは呼べない」という保守派の先生方とお話しする時です。
これは、それぞれの価値観もあるので一概にどちらが正しいのかを決めることは避けたいです。だって、どちらも「良さ」がありますので。
でも大切なポイントはどこなんでしょうか?
手の届く範囲の方々に伝統的なやり方で三線を指導していく方法も一つ。
または、全世界の御万人(うまんちゅ)に沖縄文化を届ける手段の一つとしてオンラインを使う方法。
どちらも正しいと思うのですが・・・。
大切なことは・・。
色々な考えや意見もあるとは思いますが・・。
大切なのは
沖縄の文化・伝統芸能を後世に伝えていくこと
だと個人的に考えています。
その方法は色々ありますし、その伝える側のスキルによっても変わってくるのではないかと思います。
どちらの強みも活かしながら、双方協力して沖縄の文化・芸能の発展に貢献できたら最高✨ではないかと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます🙏