八重山古典民謡について

沖縄県無形文化財保持者に認定!

こんには!三線教師を目指している宮城です(*’▽’)

先日、僕の八重山古典民謡の師匠が沖縄県無形文化財保持者に認定されたお祝いをしてきました♪

沖縄県指定の無形文化財とは、沖縄の歴史の上でとても重要な価値をもっている芸術・芸能の「技」を有している人が認定されます。

八重山民謡の無形文化財認定は、前回の認定から7年がたっているようです。なので、毎年保持者が選抜されるわけではなく、数年に1回の認定があるようですね( ..)φメモメモ

そんな中、我が師匠が沖縄県無形文化財に認定されたという事はとても素晴らしいことだなぁと感じます。

師匠が認定保持者のお祝いで話していた事は。

歌は気をつけないと少しずつ変わっていく。

歌う人が小さな部分をおろそかにしていると、次の小さな部分もおろそかになり次第に別の歌になっていく。

いくら工工四があるからと言っても、気を抜いてはいけません。先代達が歌った歌を後世に残していくことも唄者としての使命です。

先代から引き継いだ歌を継承する為には、些細な歌の抑揚にも気を配り歌い続けることである

沖縄県指定八重山古典民謡無形文化財保持者の話

この話を聞いて、確かになあ~って思いました。

沖縄民謡の場合は、工工四があっても歌の声楽がないものもあります。

歌い方は自由。その唄者が歌いたいように味を出していく・・・。それが沖縄民謡みたいな風潮がありますが、古典の場合は「しっかりと声楽譜とおりに歌う」ということが求められています。

琉球時代に歌われた歌をちゃん「技」という意識をもって伝えていかないと、いつのまにかメロディーも変わっていくかもしれませんもんね(;^ω^)

また沖縄の歌の世界の奥深さを感じれた良い機会になりました♪