はいさい。琉球國民謡協会で沖縄民謡の教師を目指している宮城です。
今日は、コンクール受験生の最大の悩みである「練習時間をどうやって捻出するのか」についてブログを書いていきますねヾ(≧▽≦)ノ
令和4年5月現在、琉球新報社主催のコンクール受験に申し込んで数日が経ちました。皆さんは順調に練習していますか?
子育て真っ最中の僕の場合は、1歳と3歳の娘が2人いるのでどうやれば練習時間を確保できるのかいつも四苦八苦しています(;’∀’)
そんな経験から、子持ちでもコンクールにしっかりと合格できる時間術を今日は解説していきます。
結論から言うと・・・。やらないことを決める!
はい。ズバリ!やらないことを決める!事が重要です。
結論から言うと、自分の生活の中で無駄な行動をどうやって排除するかを考えることから始めないといけません。
4:00 起床
4:30〜6:00 三線の朝練
8:30〜17:30 仕事
18:00〜20:30 子供のお迎えと寝かしつけ
21:00 就寝
上のスケジュール表は、一般的な僕の1日を簡易的に書いてみました。
お分かりの通り、仕事・子育て・睡眠・三線以外はほとんど時間を使っていません(;’∀’)
全てはコンクール合格に向けてどれだけ三線に集中できるのか?そこがキーポイントです。
しかし!そんなことは知っているよ!という人でも「実践しているか?」と聞かれると「うーん、どうだろ・・・」と答えるかもしれません。
別に他の人を批判をするわけではないのですが、コンクールは
合格か不合格の2つ
しかありません。
なので、自分の目標をどこに設定するかで結果は変わってきます。
ときどき「参加することに意義がある」と主張する方もいますが・・・。
そういう人に限ってコンクールに対して真剣に向き合うことをしていない行動が目立ちます。
先生の指導を聞き入れなかったり、練習してますよ~って自信満々に言うけど。
その人の歌を聞けばすぐに分かってしまいますよね。練習していないのが(^_^;)
あぁ、またあそこの部分が指摘されてるし・・・ってなります。周りの人の方が演奏している本人よりもよく分かっているんですよね(~_~;)
なので、本気で「合格」を勝ち取りたいと決心したら、まずはやらないことリストを作りましょう♪
過去の実績から得た合格までの時間の管理術
みなさんの生活の中で趣味に充てている時間はどの位ありますか?
1日8時間の仕事をしながら、家事や育児またはその他のお付き合いも含め、なかなか時間が取れないのが現実ではないでしょうか?
1日24時間というのは皆に平等です。だからこそ、三線に使う練習時間を捻出する時間の管理術が必要になると思います。
時間の管理術の中でまずは決めておかないといけないことがあります。
それは・・。
合格ラインはどの程度にするのか?
という事です。
実際に僕がいつも考えている合格プランを簡単に説明しますね♬
プラン1:「平均点で合格」
単純に合格が目的。最低限の歌・三線が弾ける程度 でOKプラン。
プラン2:「トップ成績で合格。芸能祭で独唱プラン」
TOP3位までの成績で合格することが目的。最終目標は芸能祭で独唱。
コンクールを受ける時にどの受験合格プランでコンクールを目指していくかで時間の調整はだいぶ変わってくると思います。
できれば最初に「ゴール設定」をきちんとすることをおすすめします。
ちなみに僕の実績は・・・。
沖縄民謡
新人賞:上位入賞→芸能祭で独唱
優秀賞:合格のみ
最高賞:上位入賞→芸能祭で独唱
八重山民謡
新人賞:上位入賞→芸能祭で独唱
優秀賞:上位入賞→芸能祭で独唱
最高賞:今年受験→上位入賞の予定😄
となっています。はい、自慢ですヾ(≧▽≦)ノ
過去の実績から得た経験をもとにどうやって時間を管理していけば「合格するのか?」という事はおおよそ検討が付くので、是非参考にしていってください。
コンクールの「合格プラン」を決める
先にも書きましたが・・。合格には「プラン」があります。
- 「単純に合格プラン」=単純に合格が目的。最低限の歌・三線が弾ける程度でOKプラン。「上位入賞で独唱プラン」=上位3位までの入賞が条件。芸能祭で独唱が最終目的。
このプランに沿って自分はどうやって合格したいかなぁ?と考えるのが一番最初にやる事です。
「単純合格プラン」なら課題曲を暗譜して、しっかりと歌えればOKですよね。新人賞でしたら練習時間も1日1時間を確保すれば十分狙えるのではないでしょうか?
でも「上位入賞で独唱プラン」の場合はどうでしょうか?上位入賞が目的になるので課題曲の選定も安波節より難易度の高い豊節や恋の花などになってくると思います。
曲の選定に関しては、指導する先生と相談して決める事ではありますが、上位入賞を狙ってコンクールを受けたいと申し出る弟子を無下にする師匠はいないと思います。
でもそれと同時に必死に練習する覚悟も必要になってきますので注意してくださいね((+_+))
合格するために辞めたことリスト。
コンクール受験で上位入賞する!と決めた時に思ったことは、今の生活で「合格を邪魔している生活習慣は何か?」という事です。
だって子育てしながら三線の上位入賞がゴールなんて、正直難題だからです。色々考えてみて僕が辞めた事をいくつか紹介します。
- テレビを見る事⇒録画に切り替える晩酌⇒朝練の邪魔夜更かし⇒寝坊の原因残業(可能な範囲で)⇒サービス残業は労力の無駄
一番無駄だなぁと感じたのはテレビと晩酌ですね。これは、今での継続して辞めています。
テレビって本当に時間泥棒です((+_+))
娯楽の一種ではありますが、気が付いたら数時間が経っているので本当に時間を無駄にしたなぁって反省してしまいます。
あとは、晩酌ですね。元来お酒が大好きだった僕ですがお酒の影響で寝坊することが増えたので、朝練が出来ずに悶々としていました。
朝練しても頭がボーっとしてしまい練習になりません。まさに非効率です。
生活習慣を見直しながらどのぐらいの時間を練習に充てられるのか、是非皆さんも考えてみてください。多分テレビが一番邪魔していると思いますよ(*’▽’)
息抜きも大事っていうけど・・・。
こんなにストイックに三線に打ち込んでいるとたまにこんな事を言う人がいます。
「合格も大事だけど、息抜きも大事じゃない?」と・・。
確かにそうです。息抜きも大事です。でも、その息抜きに「何時間かけているのか?」によると思います。
目標達成まで習得しなければいけない技術があって、自分は今どの程度まで達成できているのか?を考えましょう。
そして、息抜き推進派の意見は参考までにして、「人は人。自分は自分」としっかりと課題の分離をしながら自分の課題に集中していく精神力が必要になってきます。
ちなみに。この息抜き推進派の方との意見の不一致は「目標が不一致な時に起こる」場合が多いので、話を半分に聞きながら、是非周りに流されないようにしてもらいたいです。
結局は、「練習量」で合否が決まる
誰が何といっても、「練習量で合否は決まる」と僕は信じています。
よく考えてみてくださいよ~。
普段からダラダラと練習して受験する人と、1日の忙しい時間を上手くやりくりしながら家庭と練習の2つを両立させて練習する人では、コンクール合格に至るまでの技術習得の速さは雲泥の差が生まれると思いませんか?
多分、後者の場合は限られた時間でしっかりと練習する!というモチベーションと集中力でどんどん前に進んでいくパターンではないかと思います。
もともと三線の才能がある方は、余裕をもって練習すればOKでしょうが、僕のような音痴は練習量を増やさなければ、技術習得に相当時間が掛かってしまうんですよ(;’∀’)
まぁ、練習量だけは同門の生徒に負けないぐらいやっている自信はあるので、ここだけは密かに優越感を感じています。
まとめ
今日はコンクール受験にむけてのざっくりと時間管理術について話を進めてきました。時間は24時間です。皆に平等という事は変わりません。
なので、初めにコンクールの合格プランを決めて、そして自分の生活を見直すことからスタートしてみてはいかがでしょうか?
1.コンクール受験料(8千円~1万数千円)を回収できない場合
2.コンクールの練習にかけた時間が無駄になる場合
3.コンクールの練習にかけた労力が無駄になる場合
時間も労力もかけて「あぁ、だめだったか~」とならないように、是非コンクール受験に集中してみてくださいね。
注意!今回のブログのの内容は、個人的な意見が多数含まれています。これを実践しないとダメという訳ではありません!
あくまでも、上位入賞するためにはストイックに打ち込む人もいるよ~ぐらいな感覚で参考にしてもらえれば幸いです。
これは僕自身の戒めでもあります。行動主義な人間の思考回路でした(^_-)-☆
♪今日のブログはココまで♪
最後まで読んでいただき感謝です(#^.^#)
皆さんの三線ライフが豊かなものになりますように♡