沖縄民謡コンクールの優秀賞課難曲でもある新宮古節です。
ひと味違う教訓歌
宮古民謡の「あやぐ」とほぼ同じ工工四で歌っている「新宮古節」。
教訓歌の多い沖縄ですが、これは子供に言い聞かせるような教訓歌ではなく、大人になった時に大人から大人に伝える教訓歌と言った方がすんなり頭に歌詞が入ってくるような気がします。
貧しいからと言って、お金の誘惑に負けて「儲け話には乗るなよ~」とか、「人付き合いは付き合ってから分かるよ~」など、歌詞の内容は社会人向けといった感じ。
昔は大和(本土)に出稼ぎに出るほど沖縄は貧しい県でしたので、「儲けてくるね」と言って沖縄を離れる人が多かったみたいですね。
僕の祖父も大阪で紡績工場に勤務していたという話も聞いたことがあるので、出稼ぎの話題は時代は比較的身近な話です。
「貧しくても親・家族は大切」と歌っているこの曲は、社会人になって、家庭を持つと本当にしっくりくる歌詞が詰まっていると感じます。
歌の背景をもう少し調べて今後Upしてきますので、楽しみにしていてくださいね♪
歌ってみた
参考音源
参考音源はやっぱり仲宗根創さんですヾ(≧▽≦)ノ
やっぱり何回聞いてもリズムの安定感があって、とても参考になります。