こども三線Lab

工工四が読めるまで3ヶ月!こどもの成長がやばい!

「えっ、もう工工四を見ながら一人で弾いているんですか?」

三線を始めて、まだ3ヶ月。教室に通ってくれているこどもの生徒さんが、工工四(くんくんしー)を読めるようになりました!

どうも😊三線教師の宮城です♪今日は僕のこどもクラスの生徒さんの成長を話していこうと思います。

親御さんから聞いた話と見せてもらった動画では、ご自宅で、「島人ぬ宝」の工工四を見ながら、自分で弾いていたそうです。
その様子を見た親御さんも、嬉しい気持ちと驚きでいっぱいだったでしょうね。

こどもの成長って、本当にすごいですよね。できなかったことが、ある日ふっと「できる」に変わる。その瞬間に立ち会えることは、三線を教えている私にとっても大きな喜びです。

3ヶ月で工工四が読めるようになりました

工工四は、三線演奏を行うときに使われる沖縄独自の楽譜です。初めて見るこどもにとっては、知らない漢字や記号が並んでいるように感じるかもしれません。

最初からすらすら読める子はいません。「この文字は、どの音かな?」「指はどこに置くんだろう?」と、一つずつ確かめながら覚えていきます。
弾くことに夢中になると、工工四を見るのを忘れてしまうこともあります。それでも、少しずつ文字と音と指の動きがつながっていくんですね。

今回の生徒さんも、そんな小さな練習を重ねてきました。そして3ヶ月後、ご自宅で初見の曲に挑戦できるまでになりました。これは本当に大きな成長です。

初見で「島人ぬ宝」に挑戦したことがすごい

今回、とくに嬉しかったのは、誰かに「この曲を弾いてみて」と言われたわけではなく、自分から工工四を開いて弾いていたことです。

「この曲を弾いてみたい」

その気持ちが生まれ、工工四を読んで、自分の手で音にしてみる。途中で分からないところがあっても、すぐに諦めず、知っていることを手がかりに先へ進んでいく。ここには、三線の技術だけでは測れない成長があります。

親御さんが嬉しくて驚いたのも、きっと「弾けた」という結果だけではなく、お子さんが自分で考え、自分から挑戦している姿を目の前で見られたからではないでしょうか。

大切にしているのは「やりたい」と「やれた」

レッスンでいつも意識しているのが、「やりたい」と「やれた」を大切にする声かけです。

こどもが何かに挑戦するとき、大人から見れば簡単そうなことでも、本人にとっては大きな一歩です。うまくいかない日もありますし、集中できない日もあります。そんなときに「どうしてできないの?」と結果だけを求めると、三線に触れること自体が苦しくなってしまいます。

だからこそ、「この曲を弾いてみたいね」「さっきより音がきれいになったね」「ここまで自分でできたね」と、本人の気持ちや小さな変化を見つけて言葉にします。

すると、こどもの中に「もう一回やってみよう」が生まれます。その一回が積み重なり、いつの間にか「やれた!」に変わります。今回、諦めずに続けられた背景にも、そんな小さな成功体験の積み重ねがありました。

「できた」は、次の挑戦を支える土台になる

工工四を読んで、初めて見る曲を自分で弾けた。この成功体験は、これからこの生徒さんが新しいことに挑戦するときの土台になると思います。

「最初は分からなくても、続ければできるようになる」

「自分で考えてやってみたら、音楽になった」

そんな実感は、三線の練習だけにとどまりません。学校の勉強やスポーツ、これから出会うさまざまな挑戦の中でも、きっと本人の背中を押してくれるでしょう。

すぐに上手になることだけが大切なのではありません。やってみたいと思ったことに向き合い、少しずつ前へ進み、自分の力で「できた」にたどり着く。その経験こそが、こどもの自信を育ててくれます。

身近な三線で成長のお手伝いができる喜び

三線は、こどもにとって手に取りやすく、音を出す喜びを感じやすい楽器です。沖縄の身近な音楽に触れながら、自分のペースで挑戦を重ねることができます。

もちろん、これから難しい曲に出会ったり、思うように指が動かなかったりする日もあるでしょう。でも、この3ヶ月で積み重ねた経験があれば大丈夫。「あのときもできたから、今回もやってみよう」と思えるはずです。

こどもの可能性は、大人が思っているよりずっと大きいものです。
その成長を急がせるのではなく、やりたい気持ちを見守り、できた瞬間を一緒に喜ぶ。そんな関わりを、僕の教室では大切にしていきたいと思います。

身近な三線を通して、そのお手伝いができたことが本当に嬉しいです。次はどんな曲に挑戦して、どんな「やれた!」を見せてくれるのでしょう。今からとても楽しみです。

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