こんにちは宮城です。今回は沖繩ライカムのしまむら楽器店で米須三線店さんの「20万オーバーの三線」を試奏してきたのでその感想をちょっと書いていきます。
20万オーバーの三線ってどんなん?
↑コレです。
実際のスペックとしては・・。
胴巻き:西陣織本牛皮製
皮:上等本張り(ニシキヘビ)
張りの強さ:9分張
カラクイ(糸巻):琉球ガラス付カラクイ
という感じ。
実際に試奏させてもらったんですが・・・。
さすが本皮。9分張りですので若干高めの響き方となっています。
こんなキレイな三線を安く手に入れる方法を考えてみた
結論。5万ぐらいでどうにかなりそう。でも、条件付きです。
マイ三線をカスタムして高級三線にしよう!
いくらなんでも20万の三線を安価で買えることはできません。残念ですが。
しかし、視点をかえてみると高級三線にも見劣りしない三線は手に入るかもしれまんよ。
①マイ三線があること
②予算が5万ほど出せる
③時間に余裕がある
お小遣いで20万円の三線と同等の三線を手に入れよう!
僕はどうやったらこんなキレイな三線を手に入れられるのか考えてみました。しかも、僕のお小遣いの範囲でです。
そして思いついたのは・・・。
「塗り直し」をしてもらうこと。
そう。僕の三線をこの真っ青な「沖繩ブルー」に塗り直してもらうことで格安でしかもキレイな三線を手に入れることが出来ると考えたのです。
その手があったか⁉
どうですか?いいアイデアと思いません?
新しく三線を買ったら「家に置く場所がない!」とか「また買ったわけ?」と妻から怒られます。でも、マイ三線の塗り直しなら置き場に困らず、しかもリーズナブル。小遣いの範疇で完結します。
どうですか?ちなみにお値段は・・・。
全体削り(塗り直し)は30,000円~となっています。
詳しい値段は→米須三線店のリペアのページ
値段は三線の状態を見ながら変動するので、米須三線店さんと相談しながらと思いますが・・・。
自分の三線が「沖繩ブルーで蘇る」と思うと、古い三線を持っている方は検討してみても良いかもしれません。
実際に米須さんに電話して聞いてみました!
三線の色合いの出方は、木材の木目によって違う。黒木の黒い部分が多い三線はあまり色合いが目立たず、白い部分の白太が多い三線は鮮やかな青になる。だから、三線店としては持ち主がどのような使い方をするかによって塗り直しを決めてほしい”との事でした。
ちなみに三線の塗り直しと一緒に「ペグ・カラクイ(糸巻き)」に一緒に交換すると10%ぐらいの割引は出来るかもしれないとのこと。でも、三線によっては取り付け出来ないかもしれないので相談してくださいとのことでした。
注意点
コンクール受験を控えている方は、三線の木目によっては「色が鮮やかに出過ぎて」しまうのでコンクール受験には使えないかもしれなとのことでした。
流派によっては使用不可の三線になるかもしれないので、研究所の先生に相談しながら塗り直しの作業をオーダーしてくださいね♪
とはいえ欲しいよ。コレ。
キレイな三線を持つことで今まで以上に三線熱が沸騰します。そして、結局は三線は「楽器」ですので自分の好みの三線を選んでも良い「時代」になっていると思います。でも個人的には「伝統を守りたい」という気持ちもあるので、是非TPOをわきまえて自分にあった三線ライフをエンジョイしてくださいね。
僕もYoutube用の三線の塗り直しを前向きに検討中です♪
このブログが三線大好きな方にお役にたつとうれしいです。