三線体験

【三線コンクール】本番で頭が真っ白になる原因と今日からできる3つの対策

はいさい!琉球國民謡協会の三線教師・宮城です。
「あれだけ練習したのに、本番でいきなり頭が真っ白に…」そんな経験を聞いたことはありませんか?実は僕自身も何度も経験してきました💦

この記事では、頭が真っ白になる原因をちゃんと理解して、今日から実践できる対策を3つ、具体的にお伝えします。

頭が真っ白になるのはあなたのせいじゃない

まず最初に、これだけははっきり言わせてください。

本番で頭が真っ白になるのは、あなたの練習不足でも、メンタルが弱いわけでもありません。これは人間の脳が持つ「本能的な反応」なんです。

コンクール会場の舞台に立って、審査員の前でちんだみを確認して、いざ演奏を始めようとした瞬間——急に緊張が高まって、さっきまで完璧に弾けていた課題曲がすっと消えてしまう。「あれ?次の音なんだっけ?」って焦りが焦りを呼んで、頭がどんどん真っ白になっていく。

調べてみるとこの頭が真っ白になる現象は、ピアノや吹奏楽の世界でも「あるある」として知られていて、脳科学的にもきちんと説明ができる現象です。だからまず「自分がダメだ」という気持ちは、いったん横に置いておきましょう。

頭が真っ白になることを「失敗」と捉えるのをやめて、「起きても当然のこと」として前提に組み込む。これが対策の第一歩です。

なぜ緊張すると工工四が飛ぶのか?脳科学で解説

自宅では完璧に弾けるのに、コンクール会場に立つと急に弾けなくなる。なぜこんなことが起きるのか?少し掘り下げて解説していきます。

脳の「防衛モード」が演奏を邪魔する

「昔の人間がクマに遭遇したとき、瞬時に逃げるか戦うかを判断する——その本能が、コンクールの舞台でも勝手に発動してしまうんです。「火事場の馬鹿力」と同じ仕組みで、体が緊急モードになっています。」

コンクールの審査員の視線や、静まり返った会場の空気は、脳にとっては「危険なシグナル」として受け取られます。脳は心臓の鼓動が早まった超緊張している状態を「危険」と認識してしまい「今は演奏に集中している場合じゃない!」とばかりに、防衛モードに切り替わってしまうんです。

宮城

だから心臓が口から飛び出すような状態になるんだね

三線仙人

緊張するのは自然なことなんじゃよ。

「脳の処理が追いつかず」で歌詞が飛ぶ

演奏中の脳は、ものすごく多くの情報を同時に処理しています。指の動き、声の高さ、歌詞の言葉、テンポ、目に入る審査員の顔や観客の様子…。
これらすべてを「ワーキングメモリ(作業記憶)」という脳の短期記憶領域で処理しているんですね。

ところが「間違えたらどうしよう」「観客に笑われたら」という”余計な思考”が入り込むと、ワーキングメモリが許容量をオーバーしてしまいます。処理しきれなくなった脳は、歌詞の記憶を一時的にシャットアウトしてしまう——これが「頭が真っ白」になる正体です。

「もっと練習すれば真っ白にならない」は半分正解、半分間違いということが科学的な側面から見ると分かります。練習量をこなすのではなく、どんな状態でも”演奏を続けられる練習”が必要ということなんです。

三線コンクールで緊張する人へ|本番に弱い3つの原因と克服法三線コンクールで緊張してしまう原因は「目標設定・練習量・本番シミュレーション不足」の3つ。複数のコンクールを合格した民謡教師・宮城が、緊張を克服する具体的な方法を解説します。...

対策① 「止まらずやり切る」練習を日常に取り入れる

じゃあ、具体的にどうすればいいのか。まず一番大事な練習法からお伝えします。

それは「ミスしても絶対に止まらない練習」です。

少し自分の練習風景を思い浮かべてみてください。課題曲に取り組んでいて、間違ってしまったり、失敗した!と思った時は「弾き直し」をしていませんか?この弾き直しが癖付いて本番でも同じように弾き直すしてしまうことがあるのです。

三線仙人

弾き直しは失格の対象になるから注意が必要じゃ

そして、この「ミスしたら止まって弾き直す」という行動が実は本番での真っ白を助長している大きな原因なんです。

普段から「ミスしたら止まる」癖がついていると、本番でミスしたとき脳は「止まらなきゃ!」と信号を出します。でも本番では止まれません。その相反する行動の矛盾がパニックを生んで、さらに頭が真っ白になっていくんです。

スマホできる:「弾き直し」への対応法

これは日頃の練習風景を撮影しておくことで弾き直しがかなり軽減できると僕自身の経験からわかっています。

弾き直し癖の改善策

⒈スマホのムービー機能で練習風景を自撮りする
⒉ミスをしても止まらない
⒊引き終わったら「どこで詰まったか」を確認する

このムービーで自撮りするというのは「人に聴かれている感覚」を疑似的に作ります。これだけで緊張感がグッと上がります。そして、練習中とはいえ、ミスをしても絶対に止まらない。工工四が飛んでも、歌の歌詞を間違っても止まらずに演奏を続けます。「止まらない」ことだけを意識してください。

そして、録画が終わったら、「どこで詰まったか」を確認してみましょう。自分の顔が緊張していたり、演奏している手がどこを押さえて良いか迷っているような状況を炙りだして、その部分だけ集中して「パート練習」を行います。

対策② セルフリハーサルで「本番脳」を作る

次の対策は「セルフリハーサル」です。これはいわゆる「模擬本番」のことなんですが、ただ弾くだけじゃなくて、本番の環境をとことんコピーすることがポイントです。

各協会・団体によって回数は違いますが、コンクールリハーサルというのが実施されます。どの団体も2回〜3回ほどのリハーサルの機会をがありますので、ぜひ全ての日程に参加して欲しいのですが、実はそれだけでは足りないのです。

宮城

僕は自宅でこっそりセルフリハーサルをしていたよ。

三線仙人

着物をつけて限りなく本番に近い状態でリハーサルするのが一番じゃ

大事なこと

脳を「コンクールの緊張」に慣れさせるためには数回セルフリハーサルを行なっておくことがおすすめ。

セルフリハーサルのやり方

簡単に自宅でできるセルフリハーサルを紹介します。まずはコンクール当日と同じ状況を、自宅でできるだけ再現します。

私が行なっているセルフリハーサル

⒈本番と同じ着物を着て演奏する
⒉「〇〇賞・◯番(自分の受験番号)」とつぶやき弾き始める準備をする
⒊礼をして通し、本番と同じように演奏する
⒋スマホで動画撮影しながら弾く

この「本番に近い緊張感を何度も経験する」という積み重ねが、脳に「この緊張感は知っているもの」と学習させていきます。繰り返せば繰り返すほど、脳みそは「過去に経験して乗り越えてきた体験だから、大丈夫と認識してくれるのです。

そのため、本番では緊張はするけど、「過剰な緊張」というのが減り「心の余裕」が増えて結果的に落ち着いた演奏ができるというわけです。

「緊張しない本番」は存在しない。でも「慣れた緊張の中で弾く」ことはできる。

対策③ 緊張そのものと仲良くなる考え方

3つめの対策は、少し考え方の話です。

「緊張しないようにしなきゃ」と思えば思うほど、緊張は大きくなります。これは脳の仕組みからいっても逆効果と言われています。

見てはいけない!言われるとつい見たくなる。ダメだよ!と言われるとついやりたくなる。これを心理学では「カリギュラ効果」と呼ばれています。
自分の気持ちを否定するのではなく肯定的に捉えるのがとても効果的です。

今、私は緊張しているんだなぁ。でも大丈夫。
これまで沢山練習してきたから。きっと最後まで演奏できる。


このつぶやきを舞台袖で行なって欲しいです。

「緊張しているということは、それだけ本気でこの舞台に向き合っている証拠」。緊張は敵じゃなくて、自分が本気の時だけ現れるパートナーです。

実際に、適度な緊張は集中力を高めて演奏をよりよくする効果があります。ピアノや吹奏楽のプロたちも「適度な緊張がある方がいい演奏ができる」と口をそろえて言います。三線でも同じなんですよ。

宮城

ポジティブな自己暗示が良い結果を生むんですね

ポジティブな言葉掛けを自分に投げかけてあげるのが一番の効果があると私の過去の経験からわかっています。

頭が真っ白になりかけたときの緊急対処法

それでも本番中に「あ、次の歌詞が出てこない」と感じた瞬間は、こうしてください。

「課題曲の歌三線」だけに集中する。

どんなに準備しても「ミスする時はミスします」。でも、先でも述べましたが止まらない練習がここで生きてきます。

ミスはミス。でも音楽は続いていく。「今、自分が歌っている曲の音」だけに意識を絞り、とにかく演奏を続けましょう。

三線仙人

最後まで諦めずに演奏することが大事じゃぞ

基本的にミスしても最後まで演奏できると合格のチャンスはあります。でも自分で諦めて演奏を止めてしまうとそこで「試験は終了」となります。
見苦しく見えるかもしれませんが粘ることも実は重要なんです。

合否を決めるのは審査員。あなたではありません。

どんな演奏の仕方でも、どんな歌い方でも審査員が「合格」といえば「合格」なんです。なので自分から「辞退」するということだけはないようにしてくださいね。

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宮城きわむ三線教室では、コンクールを目指す方を全力でサポートしています。私は三線教師でありまずが、医療の現場で心のリハビリを行う「現役の作業療法士」でもあります。心のリハビリで培ったメンタルケアの知識を活かしたレッスンは、コンクールで緊張しやすい方やシニアの方に特に好評です。

また、対面レッスンだけではなくオンラインレッスンにも対応しています。全国どこからでも三線のレッスンが受けれますし、新人賞を受けてみたい!という意欲的な方のサポートも行えます。

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よくある質問(FAQ)

Q:何年練習しても本番に弱いです。これは治りますか?
A:完全になくすのは難しいですが、「真っ白になっても演奏を続けられる」ようにはなります。それがゴールです。この記事で紹介したノンストップ通し練習とセルフリハーサルを継続することで、確実に改善していきます。

A:工工四を完全に暗譜しているのに本番では歌詞が飛びます。なぜですか?
Q:本番の「過緊張」が原因と考えられます。本番では脳が「練習は違う」と認識してしまうからです。普段から、「今から本番」とイメージ力をフルに活用して練習すると過緊張が減り歌詞が飛ぶことなくなると思います。

A:コンクールに挑戦です。どんな準備をすればいいですか?
Q:まずは研究所に入ってください。師匠の推薦がなければコンクール受験ができません。受験資格が満たされれば、コンクール受験ができますよ。
琉球國民謡協会ホームーページで「受験要項」を確認してください。

A:三線コンクールで不合格になった経験がありトラウマになっています。
Q:僕自身もコンクールを棄権した経験があります。その経験をマイナスな経験ではなく「人生のネタ」として笑って話せるぐらいになるといいですね。失敗は終わりじゃなくて、次に受験する後輩へのアドバイス材料と考えると少し前向きな気持ちになりますよ。

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